2月21日 曇りのち小雨 パラッツォアドリアーノ
映画「ニューシネマパラダイス」の舞台になった
パラッツォアドリアーノへ向かうべく
朝6:30のAST社のバスに乗ります。
前日に切符売り場の窓口で
「当日ここに買いにこい」と言われたのに
シャッター開いてないよ…うわーん。
外はまだ真っ暗、ローマのテルミニ駅界隈より
きな臭い感じの駅前です。
オロオロしていたら近くにいたにーちゃんが
「あんたパラッツォアドリアーノ行くんだろ?
切符はバスの中で買うんだよ」と教えてくれました。
ASTのひとだろうか…なんでわたしが
パラッツォアドリアーノ行きの
バスに乗るって知っているんだろう…
いやはやとにかくグラッツェありがとう。
定刻通りにバスが来ました。よかった!
このシチリアで奇跡が起きたよ。ミラクルだよ。
往復分の切符を車内で買い、
いざ、ジャンカルド村ことパラッツォアドリアーノへ!
山道をクネクネ縫いながら向かいます。
iPhoneにいれてきた映画を見ていたら
酔ってしまいました。
しかしながら映画は美しく、やっぱり泣いてしまう。
バスに揺られること2時間、
ちょうど映画が終わるころに着いたその先は…
あの広場でした。映画そのまんまです。
「ニューシネマパラダイス」が好きなら
絶対、絶対、感動します。
ただ超ど田舎の村なので村人の視線が痛いです。
「おかしなアジア人来たっぺ~」的な!
わたし、超浮いてる…!まさに村八分。
ジロジロ見られるのですが、ぼんじょるのと言うと
みんな決まってニコッと笑って答えてくれます。
広場には、映画のように、おじいちゃんがたむろしています。
とても素朴なひとたちです。
カラビニエーリ( お巡りさん? ) がいたので
「インフォメーションセンターに行きたいのですが…」
と聞きました。
もちろん英語なんて通じないので
なんちゃってイタリア語です。
ただ、中途半端にイタリア語で語りかけると、
わたしが理解できるとおもって
マシンガンのように話す話す。
当然わたしは理解できないのですが、
なんとなく相槌を打って話を合わせました。
あー、もっと理解できるようになりたい。
インフォメーションセンターに行くと
おばちゃんが談笑しています。
「あんた映画の博物館来たんでしょ?行く?」
と言ってくれたので、カギを開けてくれ
中を見せてくれました。
そこには撮影で使った自転車や
アルフレードの杖、当時の写真がありました。
トト役のサルバトーレ・カシオはもう随分と
おっさんになっただろうなあ。
アルフレード役のフィリップ・ノワレ、
「地下鉄のザジ」でのガブリエルおじさん役も好きですが、
やっぱり山下清みたいなタンクトップで
ガラガラ映写機をまわすアルフレード役がよく似合う。
良い俳優さんでした。
和気あいあいと撮影されたであろう
オフショット写真が並んでいます。
映画だけでなく、本当にふたりは仲良しだったようです。
鼻の奥がツーンとして涙がでそうになりました。
もっとゆっくり見たかったけど
おばちゃん、カギ閉めたいだろうなと思って
そそくさとあとにしました。
街を徘徊します。
映画と照らし合わせて、丁寧に見てまわります。
生活水が流れる広場の噴水、
( 実際にじいさんが水を飲んでいました )。
ボヤ騒ぎが起きたトトの家の通り、
おつかいに行ったまま映画を観に行ってしまったトトを
お母さんが待ち構えていた角…。
30年近い前の映画なのに、
ほぼ変わっていませんでした。
帰りのバスまでまだ時間があったので近くの食堂へ。
言葉がわからないのでとりあえずパスタ。
こっちきてタリアテッレという
太麺パスタが好きになりました。
隣の席の若者にガン見されましたが
最後「ありべでるち~」と言って笑ってくれました。
笑顔って本当に大事だね。
そして本当に観光客なんてこないんだろなあ。
食堂のお母さんは、最初、怪訝な顔しながらも
おまけのデザートと、村人が描いたであろう絵をくれました。
広場の噴水の絵です。嬉しい!
帰りのバスに乗ってパレルモへ戻ります。
宿でちょっと休んでから
ダリオさんに教えてもらったオステリアへ。
映画「山猫」にも出てきたレストランだとか
( 未見です。帰ったら観よう )。
料理は美味しかったけど量が多かったかな…。
ワイン飲み放題だったので
美味しくてついつい飲みすぎてしまい
頭ぐわんぐわんになってしまいました…。
しかも、普段食べ慣れないコース料理だったので
わたしのお腹が驚愕したのか、
若干胃腸が弱っております…。
正直、そろそろ米と味噌汁とシャケと漬物が食べたい。






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